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2010-11-24(Wed)

変な音

11月24日(水)

ここ数日ぐらぐらしていた前歯の仮歯が、朝トイレでくしゃみをしたら取れてしまった。
朝のことを済ませてホットドッグを食う前に、瞬間接着剤でとりあえず接着。5年前に日大に入院した時、抗癌剤投与で歯を調べられ、大変な口腔状況というので突貫工事で治すことになった。何しろ命がけの抗癌剤治療開始のため、免疫力低下時に悪さをしそうなものは排除しておかねばならなかった。つまり虫歯は抜かれ、前歯の差し歯は新しいものを作っている時間はないので、歯根の金属も外されて新しいのが打たれ「癌が治ったらちゃんとやりましょう」と言われて仮歯を入れてもらった。
結局その仮歯がこれまで数回作った差し歯で一番の出来だった。5年間一度も外れず、何の不自由もないどころかとても快適に過ごすことができた。それ以前にけっこうな金額をかけて作った差し歯はどれもこれも人を馬鹿にしたような出来だったので、この仮歯を入れて下さった先生には感謝している。最低なのは中学時代に入れたもので、一週間持たずにくしゃみでフッ飛んだっけ。
それにしても接着剤でくっついたとはいえ、心配である。これはきっと最新式の電動歯ブラシのミクロな震動がいけなかったのだろう。ここ数週間、微妙に動くようになってきたのだ。ああ、しかし接着はできたがいつ外れるか解らない、あの日々がまた、と思うと憂鬱だ。
もっともこんな体なのでもう歯医者に通うこともあるまいし、金をかけて差し歯を新調する気もないが。

その後ホットドッグを食べつつメールチェックをしていると、例によってペットボトルのコーヒー牛乳のせいで腹がゴロゴロしてくる。朝一のに続いて二度目のトイレへ行って水のような便を出すのも、日課のようなもの。いちいち腹は痛いが、こんなのも普通の人がたまに下痢すると辛いだろうが、ずっと続いていると習慣みたいなもので、平気である。

トイレで読みかけていた週刊文春を手に取り、真矢みきと阿川佐和子の対談が面白いのでそのまま読んでいると、リビングの方で「ガチャン! カラカチャーン…」という音。
ユキが仏前のお茶を淹れたコップにすりすりして床に落として割ったか、と慌てて流してトイレを出ると、何も異常がない。
ユキはベランダの窓際に佇んでいて、驚いてフッ飛んだという風情でもなく、普通にしている。猫が何かに驚いた後は尻尾が太くなっていたり背中の中心線から毛が逆立ったりしているものだが、眠たげな顔だ。
それに何より、先ほどの音の発生源が見あたらない。
仏前のお茶の陶器のコップはそのままだし、それよりさらに一段高いところにある線香立ての前のお茶をいれた小さなおちょこも異常なし。
台所に積んであった食器は崩れるようなものはないし、それどころか寝る前に全部ビルドインの食洗機にかけたから、食器そのものがない。シンクの中にある猫エサの皿くらいで、それももちろんどこかへ落ちようがない位置で、起き抜けに洗って置いたままになっている。
トイレのドアはいつも長くなるとユキが捜しに来るので開けておいたから、先ほどの「音」はかなり生々しかった。というより明らかにリビングのあたりでガチャンと皿かグラスのようなものが割れる音と、床にあたってゴトンと重量がかかる音までしたので、慌てて出て来たのだ。
全く何も異常がないということが信じられない。

とにかく異常がないので、まずは午前中にやらなければならない仕事にかかる。不思議なこともあるものだ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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