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2011-01-27(Thu)

命日・記念日

1月27日(木)

今日も調子はあまり良くない。目がしょぼい。左手指の麻痺はちょっときつめ。洗顔の時に不自由する。
日によって状態が違うが、冬はやはりよろしくない日が多い気がする。
食事も手を抜いて簡単なものにする。調子のいい時に作っておいたものが冷凍庫に一杯あるので、このところ順調に消化している。
夜、7時ころに実家・函館の母から電話。ベタベタした親子関係は昔から全くないばかりか、18で上京してから帰省した回数が十回に満たないという親不孝のうえ、5年前には白血病宣告を受けるという、心配かけ通しの息子ではある。
こちらがとりあえず無事であると話すと、実家の方では今老猫の「介護」が大変で、母親自身も足腰が弱ってきているからほとほと参っているという。まあ電話のたびに同じ事を言われている気がするが。元もと野良だった猫を家に入れるようになって、その後も自由に外と行き来させてきた割に、十三年というから立派なものだと思う。
こちらも何匹も見送ってきたが、野良の寿命は驚くほど短い。半野良の場合でも、外へ出ると病気を貰ったり事故に遭ったり色々リスクもあるので、完全な室内猫より短命だ。とにかく母親は年齢、俺は病気で、猫を飼うのもこれが最後だろうと話す。
幸いうちの猫たちは今のところ元気だが、実際に猫が病気になり躄って糞尿を部屋じゅうにタレ流すような状態になったら、きついと思う。きついけれどもいったん預かった命を絶対に途中で捨てたり、責任を放棄することはしたくないし、出来ないし、これまでも最後まで必ず面倒をみてきた。物理的に入院したりすれば他人の手を煩わせることになることが辛いが、それでも責任は全うしたい。
そういえば、先日は亡父の命日だった。昭和41年の1月22日。俺が生後半年、兄は3歳。両親は大恋愛の末に結婚し、銀行員だった父は当時の世相もあって「モーレツ社員」が求められ、体を酷使した結果、早世してしまった。
二人の子を遺して愛する夫に先立たれた母の悲痛は、我が親のことながら察するに余りある。
「命日?そんなの昔っから考えないようにしてきたさ」とのこと。
考えないわけはないし忘れることの出来ない日なのだろうが、だからこそ、「命日」とか「お盆」とかいう特別な日を作って、いつしかその日以外は忘れてしまうよりも、365日いつも思い、共にあると思い続けてきたということ。
最愛の連れ合いを失った、今の自分にもそういう気持ちはある。
連れ合いの三津子が亡くなってから一年間、四十九日で家を離れた日と入院していた間以外、毎日欠かさず陰膳をつくり、花をあげた。写真と差し向かいでないとものが食えなかった。9月5日が彼女の誕生日、5月5日が命日で、毎月5日は月命日…。けれどそんな特別な日を作らずとも、一日たりとも忘れたことはないし、写真を見ぬ日もない。母親もずっとそうしてきたのだろう。

電話のあとちょっと確認したら、今日はその亡父の誕生日(昭和10年)だった。自分は父のことを写真でしか知らず、記憶も全くない。だから「命日」などにわざわざ拘泥するのかも知れない。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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