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2005-08-26(Fri)

日々是淡々…

8月25日
台風11号(大きさはそうでもないが勢力は強い)が関東に接近してきている。今病院の外は曇り空で雨も降っていないようだ。セミが今のうちとばかりにミンミン鳴いている。
パソコンで音楽を聴いていると、3時前にナースが「歯科呼ばれましたよー」と迎えに来る。2Fの歯科まで車椅子で連れてってもらって椅子に座るが、しばし放置される。消毒だけなのに何で紙製の前掛けが? と思っていると、最初に診てくれた教授とおぼしき先生が右奥の縫合痕を見つつ左奥歯を見て、「これもやっぱり抜きましょうね、やっぱり放っといていいことないし」と言うので内心「え、今?」と思いつつも従順に「はい」と言う。「抗生剤も入れてるみたいだし、今やっちゃいましょう」と、心の準備が出来てないまま左3本抜歯ということになった。まあでも抜歯だ抜歯だ嫌だなあ、と思い続けてその日が来るより、行ったらいきなりの方がひょっとしたらマシかも知らん。麻酔と抜歯、その後の処理と縫合は教授がサポートして研修医なのか若い女医さん(こないだの右奥歯の時とは違う人)が担当。うまいのか今の歯科ってみなそうなのか、今回も麻酔針以外の術中の痛みはほとんどなし。ただ一本、しっかりした歯があり、引っ張られると痛い。なので麻酔を追加してもらい、それも抜いた。その後虫歯ではないが、もう歯根が細くなっていて、いずれぐらぐらして痛くなってくるだろうという歯があるので、これも抜いちゃいましょう、と言われる。というか、そういう具合なので「どうしましょう?」と言うが、こっちは大口開けて何かいろいろ突っ込まれてる状態。「お、おへがいひまふ」としか言えないって。結局3本と細い歯(根?)1つ・合計4本抜かれた。それでも左は上下5本全部抜かれるかと思っていたが、主に噛んでると思われる上と下の2本を残してくれたので、今後全くモノが噛めないということはないかもしれない。3時半過ぎにお迎えでまた病室へ戻った。麻酔のせいか痛みはない。

夕方6時、台風関連のニュースをずっとやっている。麻酔が切れた後の痛みは弱いが、出血がなかなか止まらず、口の中のガーゼから染み出してくる血を唾液と共にゴミ箱に出す、の繰り返し。まあ普通の人より血小板が少ない状態だから余計に血が止まりにくいのだろう。
8/24の採血結果(ホンの一部)
WBC 1500
RBC 3.57
HGB 10.8
HCT 31.3
PLT 95
血小板数=PLTの値が下がってきている。もちろんその他を見ても貧血傾向が進み、白血球数は横ばいとはいえ普通の人に比べればかなり低い。それより好中球数も減っているのが心配。晩飯食えるかどうか心配だが、右奥歯の時だって食ったんだから、根性出して食おう。

というわけで6時44分、夕飯完食。やはり前のように使える歯が少ないので、効率が悪い。したがって食事時間のが延びる。でも頑張って全部食べた。痛みは鈍いものがあるにはあるが、それにしてもズキンズイン痛いというものではない。ここの歯科はうまいのか、今の歯科ってこういうものなのか、あるいは俺が痛みに強いだけなのかは依然不明。

その後連れ合いが何度か電話してくる。昨日今日と風邪をひいたよなので、心配だ。寂しいのだろう、時折涙声になる。俺自身も寂しいし泣きたいのはやまやまだが、助かるから、頑張るから、と諭す。8時ころ、母親から携帯に電話がある。兄貴が来週HLA型の検査に行ってくれるそうだ。兄貴とは若い頃行き違いがあってそれ以来疎遠になっていたが、こういう時はやはり肉親だなあと思う。もちろん兄弟といえども型が合う確率は1/4。合ってくれればいいのだが…。何とか第一寛解期に移植がスムースに出来たら、それだけ助かる確率も高くなる。20分ほど、おふくろとは病気のことも含めていろいろ話すが、心配しているのは痛いほどわかる。俺もこんなことになるとは思わなかったけど、身内も含めて心配してくれる人たちがこんなにたくさんいて、有難いと心から思う。生きる、生きねばならない。
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コメント

なるほどねえ

今は技術レベルも向上してるのと、「いいから黙って言うこと聞いとけ」的ゴーマンな医師が減り、なるべく痛くないように…みたいな治療が増えてるのかも知らんね。
それよか先月末に生検のために左わきの下のリンパ節を摘出手術したんだけど、ホンの1cmくらいのリンパだったんで切開は2,3センチくらいで済んだのね。んで普通抜糸までイソジン消毒、ガーゼ交換…みたいの想像してたら、手術後に薄い透明フィルムをペタリと縫合したところに貼られて、結局抜糸まで一週間近く貼ったままだった。つまりあの痛い傷口消毒がなかったんで、すげぇ楽というか、助かった。
医学って進歩してるんだなあ。

Unknown

半年ほど前に、\"親知らず\"を抜きました。
そのときも、麻酔の注射をして10分ほどの作業であっけなく抜歯完了。
麻酔が切れたら痛くなるのかと思ったけど、べつだん何の違和感を感じる事はありませんでした。
基本的に歯科の抜歯は、そのくらいのレベルなんじゃないでしょうか。

ただし、歯グキの中で横向きに生えている\"親知らず\"を抜いたときは、歯グキを切開して対象の歯の上部を砕いて・・・・とかいろいろと1時間くらいの手術になりましたけど。

もっとも歯科医(とか外科医)なんかは、職人的な技術みたいなものですからやっぱり「うまい・へた」はあると思いますけどね。

クジ運

そうだね、もう当たらなくてもいいよ俺(笑)。
1/4っていうと25%、やっぱり少ないね確率としては。今まで宝くじはおろかほとんどの籤運は悪かったんだからこんな時くらい当てて欲しいもんです。

頼むぞ、お兄さん!

白取が爺さんになるまで、もう白取は一生クジ当らなくて結構ですから、合ってくれ!
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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