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2011-03-24(Thu)

のんびり日常と命がけの事故現場

3月24日(木)

体調がよろしくない。
とはいえ日によって違うし、その日のうちでも朝晩で違う。もうそういうことで一喜一憂しなくなった。慣れだ。
白血病、というか悪性リンパ腫との境界線かも知らん、何かよく解らんが血液腫瘍=ガンであることは間違いない、という状態。慣れた。白血球数や血小板数、LDHの多少の上下も6年近くも計測し続けていれば、これも慣れる。
治るアテもないということにも。

ぐったりしていたが、午後になると調子が良くなってきたので、このタイミングしかないと思い、着替えて自転車で近くのスーパーに買い物へ行った。
気温はあまり上がらなかったが、マフラーは要らないという程度。街はのんびりしている。いいのか、と思うけれども、遠く離れたここがパニクっていてどうする、とも思う。
宅配のネットスーパーを見つけてから、体調に関係なく必要なものは生鮮含めて持って来て貰えるので、自分から動かなくなる。これは色々な意味で良くないのも知っているが、自分の体調や感染リスク、さらには周囲の防疫という概念への無理解などさまざまなことを考慮し、いつも自分なりの最善策を選択している。これにももう慣れた。結果、今こうして何とか奇跡的に生きているので、それでいいのだろう。

自分の目で商品を見てまわり、選ぶというのはやはりいいことだ。当たり前なのだが、ネットでの画面上の買い物とは全く違う。だからといってネットが悪いわけではない、むしろ感謝して余りある。割高なのは知っているが、自分の体調や健康管理と引き替えだと思えば仕方が無い。健康ならばチラシと首っ引きで一円でも安いところを捜して何軒か廻ることも出来ようが、そんなことは無理に決まっている。

さて買い物は買い置きのできない野菜、生鮮類がメイン。レタスにキャベツ、ピーマン、ネギなどを買う。調味料や乾物などの他は足りないもの、それと安くなっていたまぐろの切り落とし。
晩は買ってきたまぐろで晩酌。
たちまち猫二匹に左右挟まれ、熱視線を感じつつ飲むことになるのだが、猫たちの分はちゃんと細かく刻んであるので、それをほいほいと頃合いを見て分け与える。
ちょっと目を離すとユキの方が器用に二足歩行をしてテーブルに手をつき、皿の上のまぐろを食べようとする。こちらがサッと振り返ると目が合い、「やべえ」という顔をしてそっと元の位置に戻るのがおかしい。
おっさん猫のシマは最近歯の調子が悪いのか(猫も歯垢が溜まって歯痛を起こしたりもする)、咀嚼に苦労することもあるが、まぐろは喜んで食べている。ユキちゃん(白猫)の方は、捨て猫時代に兄弟=競争相手が多かった名残なのか、あまり咀嚼をせずガツガツと食べるクセがある。よく指ごと噛まれるので注意が必要。
そのうち一段落してシマは二階へ上がり、こっちもゆっくりテレビでも、と思ったらユキが突然吐いた。
今まで食べたマグロ全部がほとんど未消化。だからちゃんと噛んで食えと言って…と思って片付けるが、言って聞く相手ではなかった。

なんて日常を送っているが、原発の方は今も被害を最小限に食い止めようと、最前線で体を張って作業をしている人がいる。
ニュースでは、作業員3人が被曝し、うち2人は汚染された水に足をつけたことで病院行きになったそうだ。東電は会見で「協力会社の社員」と言っていた、つまり下請けの作業員ということか。何ともやりきれないが、もう外から見ている我々には、「頑張ってくれ」と祈るしかない。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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