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2005-08-28(Sun)

日曜は平穏

8月28日

★病室でもパソ&ネット。

後ろに見えるのが上半身周囲を覆うビニールのエア・パーテーション。枕元には巨大な空気清浄機が二十四時間作動中。けどノートPCに向かうので体を起こすと、このビニールの聖域からはみ出るんだよなあ。意味ないような気が。
聖域内に戻る時は、後頭部あたりのビニールを、暖簾をくぐるようにして入る。その「ゴウーン」という作動音は気にならないんだけど、左手に四六時中刺さってる点滴の方が気になって熟睡できない。



★ちょっとベッドを移動させようとしたらこんなことに。

手のひらの皮膚が薄いのですぐに皮下出血。しかも血小板が足りないのでなかなか治らない。(この写真は8/21撮影。8/28現在、さすがに内出血痕は消えた)看護婦さん(どうしても「看護師」という意味不明の単語が使えない)にいちいちそんなことで呼ぶのも悪いと思って、と言ったら「ダメですよ、そういう時は自分でやらないで呼んでくださいね!」と怒られた。てへっ。(<-てへっ、じゃねえ自分。)
なので、この後「ごはんですよ」を買ってきてもらったはいいが、フタが開けられないで往生した際、本当に看護婦さんに開けてもらった。フタを開ける力がないわけではない、その力に耐えうる皮膚がないので。
この皮膚の赤みと薄くなった変化はもう十年近く前からのもので、皮膚科の先生によると、白血病とは関係が薄いようだ。では何かというと、いろいろな症状と問診から、きわめて珍しい症例で、日本語の病名がつけられていないほど珍しいそう。写真とか撮られた(笑)。
白血病の型といい、つくづく「特殊」「珍しい」が好きな男だ、俺も。




★花があるってのは、やっぱいいやね。

教え子からもらった花、看護婦さんが花瓶を持ってきて生けてくれた。ちなみに生花を楽しめるのも免疫抑制が出る前まで。免疫が極端に低下すると、こうした生花を病室に置くこともかなわなくなるのだ。
虫歯菌、歯周病菌、中耳炎や蓄膿、大腸菌やその他の雑菌が暴れるさまは、あたかも免疫力という治安部隊・警察みたいなものが無くなった無政府状態の中、ヤクザだのチンピラだの不良どもが暴れだすようなものかね。



★殺風景な景色に少しは潤いが。

病室の部屋の真正面はこれまた病棟。エの字になっている建物の下右端の方なので、向い側つまり上の右内側壁面が見えるというわけ。ちなみにこっちは7階だが向かいはなぜか6階までしかない。
左の花ボックスは知り合いの編集者仲間・Yさんから、右のミニ観葉植物は教え子のN君・Nさんカップルから。



今日は日曜日、Dr.団の回診は午前中の一回、あとは看護婦さんが点滴を換えに来てくれるのと、定時のバイタル(検温とか血圧など)、食事を運んできてくれるのと、体拭きのお湯やタオル一式を持ってきてくれるのなど。
連れの風邪がほぼ治ったので、昼前に3日ぶりくらいに来てくれる。パジャマの換えやら洗濯物やら、こまごました買い物とか。ボトルのお茶やカフェオレなんかは買いに行くとかさばって重いのに、冷蔵庫に入れといて飲みだすと、すぐに無くなってしまう。かといって俺一人で買い物に行ってはいけないことになっており(貧血でブッ倒れたりしてはいけないし、売店などは何の菌を持った一般人がいるかわからないので)、買い物がある場合は看護婦さんに頼んで車椅子に載っけてってもらわないとならない。「コーヒー飲みたいから連れてってくれたまへ」みたいな行為がどうにも横柄に思えて、頼めない。なので連れに頼むが、飲料というものはけっこうな重さ。たくさん持ってきてもらうのも悪い。ああ、コーヒーメーカー持ってきてもらうか。あと氷も。あ、アイス用の豆と電動ミルもいるな。そういやスキャナもいるな。あ、プリンタも。いつも使ってるクッションも欲しいなあ。あ、猫に会いたい。猫も二匹連れてきてもらって…



★元気なころ。(というより白血病細胞ひそかに増殖中?)
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コメント

でも・・・

白取さんらしいっす。ガロのクーデター事件の時の、あの鬼気迫る仁王立ちぶりが、病気に立ち向かう姿にダブります。
白取さんが全力で理不尽な暴力や圧力、そして病気や困難に立ち向かっていること、そのことがまさしく白取さんであることのような気がします。なので、前回は「白取さんだからきっと助かる」と思った次第です。。。
N大学医学部付属I病院ですが(匿名の意味・・・ないですね笑)、もし白取さんを助けられなければ、これは最低の評価を受けることになりますよ、本当に!

そうは言っても無理せずに

本格的な治療はこれからだし。
そろそろ体力温存を意識する頃合なのでは?

それはそうと、バンドの結束は意外に固いんですね(他人事のようだけど)…と少々思うところが…ぃゃぁこの辺は話すと長すぎるので、またの機会に。

消灯も早いようなので、ではまた。

元気です

今のところ。今日は先週の月曜に抜いた右奥歯4本分の抜糸でした。抜歯あとの抜糸。
こういう作業(?)をすると凄い大変なことをしているように思われるかも知れないすが、BLOGの更新なんて屁みたいなもんですよ。このくらいのことが出来なくなったら、かなり容態悪いと思ってください。なのでご心配なく…

>natunohi69さん
まさしくその通りですね、怪我は怖いです。ちょっとした切り傷とかでも、化膿すれば命取りになりかねないですし、一番怖いのは脳や内臓へのダメージです。今のところは免疫抑制というほどではなく、白血球数の低下ということで、生野菜なんかも出てきます。いいんすかね。なのでこの後の抗癌剤投与での免疫抑制が怖そうです。

>梅田
何かネットがこれだけ普及して、やっぱりこういう時にそのありがたみをヒシヒシと感じるね。もし病室にパソコンとネット環境が無かったら、一体どうやって過ごしたらいいのか、仕事は、と考えただけで恐ろしい。骨髄抑制と同じくらい恐ろしい。
消灯時間は守ってるよちゃんと。でも9時と3時は昼も夜中も抗生剤点滴が加わって合計2本になる。その抗生剤の点滴は30分くらいで落ちる小さいやつなので、結局看護婦さんも9時半くらいまでそれが落ちるのを待ってても何も言わないから、まあ消灯9時半ってとこかな。
こないだ土曜日に坂井が一人で見舞いにきてくれた。一週間違いで、病室にかつてのバンドのベースとキーボードとギター、んで俺(ドラム)の全員勢ぞろいというところだった(笑)。

消灯時間は守ってますか

ここんところ、白取からの詳細な近況報告に目が離せない。あまり根詰めないでよ。
でも、なんだかすぐ傍にいる感じがするよ。皆さんそうじゃないかな。手の形なんて、「お~白取の手だ~」って思った。人差し指と中指の距離感が。

パソ&ネット

いやー、編集者魂ここにあり、ですね。
しかし、もし私が主治医だったら、病院にいる間だけでも安静にしていろ、というか、それとも免疫力を高めるためにやりたいことはやれる範囲で、やってもらったほうがいいというのか?
しかし『グーグー~』にもありましたが、免疫力が低下している時はとにかく「ケガをしないこと、頭をぶつけないこと(脳内出血を防ぐため)、」だそうで体を起こしたり寝たりも含めて気をつけてくださいまし。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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