2011-05-11(Wed)

5月11日(水)

朝から雨。さあさあと降り続いている。比叡山が煙ったようになっていて、山頂が見えない。
…にしても、いつもながら我が北側ベランダから見る比叡山はダイナミックだ。雪の時は墨絵のような静謐で威厳のある佇まい、春から初夏は徐々に萌葱色から緑が濃くなっていき、雨の時はそれがすぐ近くに見える。もちろん、秋の紅葉も素晴らしい。
GW中に泊まりに来た友人も「いつもこういう風に山が見えるのって羨ましい」と言っていた。友人の住まいは都心ではなく、どちらかというと自然が多い方だと思うが、要するに「気の持ちよう」だということだ。雨や雷、吹雪も快晴も、桜や紅葉も、何でもない時でも、山や海はただじーっといつまでも眺めていられる自信がある。
生まれ故郷の函館も、住んでいたところは海のすぐ近くで、函館山も常に近くにあった。高さは東京タワー程度だったが、他に高いものがないので存在感は抜群。「臥牛山」の別名がある通り、何とものんびりと心温まる穏やかなイメージの山だ。
比叡山は京都の鬼門に聳えていて、これもまた存在感抜群。形もシュッとしていていい。毎朝拝めるなんて幸せである。

夕べはなかなか寝付けず、朝は9時過ぎまで熟睡していて、ユキに起こされた。
ベッドの上にふわっと上がってきて、大音声で「にゃあー!」と顔じゅうを口にして鳴くから、心臓に悪い。だが、可愛い。シマが死んでからは本当に片時も傍を離れない。
京都に越してきた時は人間二人に猫二匹、それが半分になってしまった。猫だって寂しいに違いない。

京都はもうすぐ葵祭。明日は下鴨神社で比叡山の八瀬御蔭山より神霊をお迎えする、御蔭祭。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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