2011-12-03(Sat)

カレーだカレー!

12月03日(土)

相変わらずチマチマと細かい作業や、あれやこれやと膨大な仕事がある。
「仕事」といってもこれらは先日来ずっと続いている「まったくのただ働き」だ。断ればこの先の仕事が消えるだけなので、拝み倒されて繋げるために受けてしまった。
心底後悔している。
どうせこういうのって、この先ロクな事にならない。だったら切れてしまっても良かったろうか、と考え始めるのも猛烈なストレスだ。
こんな事書いて大丈夫なんすか、と後輩から心配されたけれども、大丈夫なのだ。
何しろ相手は十二分に、俺が嫌々やっている事を知っているし怒っているのも知っている。その上で頭を下げてきてるんだから、もう仕方がないではないか。
そして、大元のクライアント様は恐らくこの末端の状況を何も知らない。世の中そうして廻っている。

ほぼ一日じゅうガシガシとパソコンに向かいキーボードを叩き続け、疲れたらモニタを消して寝る。こんな激務二十代の頃でもしんどかっただろうな。あの頃は健康で、その上徹夜が続いて倒れたりしたっけ。
その上今は病身。
薄皮一枚で踏ん張ってるような感じだから、ちょっとしたストレスなり何かの感染なり、要するにポンと押されるとくすぶっている癌が進行してもおかしくない。非科学的だと解っているが、気持ちの問題だ。そして気持ちの問題が免疫上大きいことは、科学の方も認めていたと思う。

一段落したので…というより「ああ〜料理したい!」という気持ちが爆発。肉が食いたい、鶏や牛じゃなく豚バラだ! となぜかピンポイントで思ってしまった。
このところ買い置きのラーメン、うどん、スパゲッティなどの麺類やらインスタントにレトルト、コンビニ弁当の類の繰り返しで発狂寸前。
スーパーに買い物に行き、バラ肉の塊を500g。あと野菜類を買ってすぐ帰宅。
最初はやまだ紫直伝のチャーシューを作るつもりだった。とろとろに柔らかく甘じょっぱいチャーシューは白飯でガフガフ食ってよし、ビールのつまみによし。ただあまり日持ちがしないし、さすがに一人で食べ続けるのも何だ。材料は八角も含め全て揃っているのだが、だいたい今「ビールによし」なんてのんびりした事言ってる場合じゃない。
とか考えていて、冷凍してあったカレーが切れた事に気が付いた。

カレーしかねえ。
やっぱりカレーだよ。白飯さえあればがっつり(北海道弁)食える。一回作っておけば手間暇かからない。

とはいえついこないだカレー作ったばかりだし、うちのカレーは前にも書いたように、基本的にビーフカレーしか作らない。よし、豚バラだからここはポークカレー、それもどうせいつもと違うカレーなら、ちょっと和風仕立ての蕎麦屋で出て来るようなやつを作るか。
肉を煮る時必須の生姜や白ネギの青い部分は何本も冷凍してあるし、人参玉ネギは買ってきたばかり。芋…芋買ってない!?
芋の入っていない和風カレーなどあり得ない。
というわけですぐに馬鈴薯を買ってきた。メイクイーンもいいが馬鈴薯のほろっと崩れるのが和風に合う。んであとで溶けちゃって甘くなるのもいい。

というわけで肉の下ごしらえが出来たところで、いったん冷ます間に野菜を仕込む。
その間に風呂を沸かす。今日はユキを洗ってやるのだ。
そろそろユキちゃんを洗ってやろうと思いつつ秋も深まってしまった。あまり寒くなると風邪をひく。
野菜と肉を弱火で煮込んでいる間に風呂へユキを連れて行き、あったかいお湯をかけて洗ってやる。「ニャア! ニャアア!」とわめきつつうろうろ逃げるのだが、シャワーを弱く直接身体にじわ〜っとあててやるとけっこう気持ちよさげである。それでもじっとしている事はなく、一番じっくり洗いたかった顔はあまり洗わせてくれなかった。
一回良く拭いてやり、床暖房をつけて暖めておいた部屋へ離し、カレー(の元スープ)の火加減をちょっと見てアクを取ってから自分も風呂へ。
上がって来るといい塩梅に煮えている。今どきは「アクも油も取るシート」なんて便利なものがあるので助かる。

あとは冷凍してある和風ダシを少しと隠し味の醤油、市販のカレールーとスパイスで完成。
カレー目指した「蕎麦屋で頼んだら出てくるような、ちょい和風だけどピリッとくる豚バラカレー」がドンピシャで出来た。
今日はもう何もしない。
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コメント

でも

今日はもう何もしない。
でもそれが一番! こんな美味しいカレーを目の前に(そして食べた後に)他のことができるわけない。
目だけで、ご馳走様でした!
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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